■ ID | 135 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 細菌基準の検討結果 |
■ 著者 | 土佐光司
金沢工業大学 片山浩之 東京大学大学院 金子光美 摂南大学 市川久浩 日本上下水道設計 河村清史 埼玉県環境科学国際センター 遠藤銀朗 東北学院大学 石井実 東京都下水道局 広谷博史 愛媛大学農学部 |
■ 出版元 | (社)日本水環境学会 |
■ 出版年 | 2001 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第4回日本水環境学会シンポジウム、平成13年9月11日 |
■ 抄録・要旨 | 水道水の微生物的安全性を高める目的で、許容感染確率を基にして新たな細菌基準を設定することを試みた。まず、基準設定の基本的な戦略について検討し、管内の再増殖を想定したレジオネラ等については対象からはずし、腸管系感染症に対応した細菌指標である大腸菌等を対象とした。ついで、Salmonella typhi、Salmonella spp.及びShigella spp.のそれぞれについて、年間許容感染リスクを10-4とした場合の病原細菌許容濃度を算定した。さらに、病原細菌濃度と指標細菌濃度との相関から、それぞれの場合において対応する指標細菌の濃度を試算した。最後に、これらの結果を踏まえ、新たな細菌基準として「100mL中に大腸菌が検出されないこと」を提案した。 |
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